味覚・嗅覚障害

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こんなお悩みありませんか?

当院では、味覚・嗅覚障害に関する診断と治療を行っています。においや味の異常でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

このようなお悩みは、大阪市城東区のもりクリニック耳鼻咽喉科にご相談ください

  • 匂いがしない、わかりにくい
  • 味がしない、わかりにくい
  • 以前と味や匂いが違って感じる
  • 何も食べていないのに変な味がする
  • かぜの後から匂いや味がわからなくなった

嗅覚・味覚障害について

急に異常を感じた場合

急に「におい」や「あじ」の異常を感じるようになった場合は、嗅覚・味覚障害の治療は急ぐ必要はありませんので、自然に治ることも多く、まずは様子を見て下さい。

 

 

 

2週間経過しても嗅覚や味覚が改善しない場合は、当院にご相談ください。

味覚障害

味覚障害とは

味覚障害は、さまざまな原因によって味を感じる機能が低下する状態です。原因を特定し、適切な治療を行うことで改善が期待できます。

味覚障害の主な原因

亜鉛不足

亜鉛は味細胞の新陳代謝に必須の栄養素です。体内の亜鉛が不足すると、味蕾(味を感じる細胞)の新陳代謝が十分に行われなくなり味覚障害が生じます。

加齢による味覚の減退

60歳~70歳代をピークに味覚障害を訴える患者さまが増加します。味覚障害を訴える患者さまの約半数は65歳以上の高齢者です。

嗅覚障害による味覚の低下

風邪などで鼻づまりを起こしている時に味を感じなくなった経験は、どなたにもあるでしょう。嗅覚と味覚は密接に関係しており、嗅覚治療で改善が期待できます。

口腔内のよごれ、虫歯、疲労、ストレス

口腔内が汚かったり、虫歯があると味覚障害が現れたりします。疲れやストレスで舌苔が厚くなり、味覚障害を生じることもあります。

お薬の副作用やがんの治療

血圧を下げる薬、鎮痛・解熱薬、抗アレルギー薬などごく一般的なお薬が味覚障害の原因となり得ます。抗がん剤や放射線治療でも味覚障害がみられます。

味を感じる神経の障害

顔面神経麻痺が起こると、同時に味覚障害も起こすことがあります。ベル麻痺やヘルペスウイルスによる神経炎が主な原因です。

味覚障害の診断

舌の萎縮や乾燥の観察、服用中の薬物の確認、必要に応じて培養検査や血液検査を行い、原因を特定します。

味覚障害の治療

原疾患の治療

原因となる病気(鼻炎、副鼻腔炎、顔面神経麻痺、口腔感染症など)がある場合は、その治療を第一に行います。薬剤性が疑われる場合は、薬剤の中止や調整を試みます。

亜鉛の補充

亜鉛欠乏の場合は、亜鉛を補充する飲み薬を内服します。積極的に亜鉛を多く含む食品を摂取することも大切です。

亜鉛を多く含む食品 牡蠣、煮干し、牛肉、のり、ワカメ、ゴマ、カシューナッツ、高野豆腐、きな粉、チーズ、抹茶、ココアなど。

嗅覚障害

嗅覚の仕組み

におい物質が鼻腔最上部の嗅粘膜に溶け込み感知され、電気信号として嗅神経を介して嗅球に伝わり、さらに大脳で匂いの識別が行われます。

嗅覚障害の主な原因

気導性嗅覚障害

におい物質が嗅細胞に届かずに起こります。嗅覚障害の多くがこのタイプで、適切な治療により基本的に嗅覚も回復可能です。

代表疾患
  • アレルギー性鼻炎
  • 鼻中隔湾曲症
  • 急性/慢性副鼻腔炎
嗅神経性嗅覚障害

かぜの後の嗅覚障害がこれに該当します。ウイルスにより嗅細胞が傷害されます。中高年の女性に多く、神経のダメージによっては障害が残る場合もあります。

代表疾患
  • 感冒後嗅覚障害
  • 慢性副鼻腔炎
  • 薬剤性
  • 中毒性
中枢性嗅覚障害

嗅球から大脳にかけての傷害によって発生します。頭部外傷、アルツハイマー病、パーキンソン病などが原因で、難治であることが多いです。

嗅覚障害の検査

問診・視診

発症時期、原因、既往歴などを確認し、内視鏡で鼻内を観察します。

画像検査

必要に応じてCTで気道の状態を観察します。

静脈性嗅覚検査(アリナミンテスト)

アリナミン注射液を注射し、においが感知されるまでの時間を測定します。治療効果を予測するために有効です。

嗅覚障害の治療

薬物治療

ステロイド点鼻薬、ビタミンB12製剤、亜鉛製剤、漢方薬(当帰芍薬散など)を病態に合わせて使用します。治療期間は数か月~数年程度かかることもあります。

手術治療

慢性副鼻腔炎のポリープや鼻中隔湾曲症などで、改善が期待される場合に施行します。

嗅覚刺激療法(嗅覚リハビリテーション)

最も重要な治療方法です。 異なる種類のにおいを朝、晩に15秒、嗅ぐトレーニングを3ヶ月以上続けます。

新型コロナウイルス感染症による嗅覚・味覚障害について

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)にかかった後、嗅覚・味覚障害が後遺症として残ることがあります。現在主流のオミクロン株では以前より減少していますが、一定数の患者さまが症状に悩まれています。

よくある症状

  • 本来と違う匂いや味を感じる(異嗅症・異味症)
  • 食欲が低下する
  • 食事が楽しめなくなる
  • 身体面、精神面で不調を感じる

治療について

一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の見解によると、現時点でCOVID-19後の長期間持続する嗅覚・味覚障害に対する確立した治療法はありませんが、以下の治療が有効な場合があります。
※一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「新型コロナウイルス感染症による嗅覚・味覚障害について

鼻の炎症がある場合

ステロイドの点鼻薬や内服薬で改善することがあります。

鼻に異常がない場合

漢方薬(当帰芍薬散)や嗅覚刺激療法が有効な可能性があります。

血液検査で亜鉛不足がある場合

亜鉛を補充する薬を使用します。

治療期間について

嗅覚・味覚障害の治療には数か月から長期間かかることがあります。当院では症状の改善に向けて、身体面だけでなく精神面でのサポートも含めた診療を行っております。

味覚・嗅覚障害でお困りの際は、大阪市城東区の
もりクリニック耳鼻咽喉科までお気軽にご相談ください。

 院長 森 彰之

執筆者

もりクリニック耳鼻咽喉科
院長 森 彰之

経歴

  • 2003年3月大阪市立大学医学部医学科卒業
  • 2003年5月
    − 2005年3月
    大阪市立大学医学部付属病院 耳鼻咽喉科
  • 2005年4月
    − 2017年3月
    南大阪病院 耳鼻咽喉科医員
  • 2017年4月
    − 2018年3月
    PL病院 耳鼻咽喉科副部長
  • 2018年4月
    − 2026年3月
    八尾徳洲会総合病院 耳鼻咽喉科部長
  • 2026年5月もりクリニック耳鼻咽喉科 開院